けテぶれ実践報告(1学期を終えて)後半

こんにちは、めーです。

先日アップした、けテぶれ実践報告(1学期を終えて)前半の続きを書いていきます。

 

me-teacher.hatenablog.com

 

今回は、

3.1学期の実践の反省点(-)

4.2学期に向けて(→)

についてまとめていきます。

突っ込みどころ満載だと思いますが、みなさんからたくさんのアドバイスをいただきたいと思います!では、よろしくお願いします!!

 

3.1学期の実践の反省点(-)

 さて、1学期の実践ですが、挙げるとすると、

・子どもたちへの語りが少なかった。

・教師の思いが、子どもたちに伝わっていなかった。

・子どもたちの中で、やり方が浸透していなかった。

・テストの方式がよくなかった。(再テストの機会)

・テストを詰め込み過ぎた。(スケジュールの見直し)

・自分を振り返る機会が少なかった。(大分析の充実)

・「自己学習力」の価値づけ不足

というように、ものすごい数を挙げることができそうです…💦

 

しかし、この中の全てに共通することがあります。

それは、

「教師自身の理解不足」

です。

 

夏休みに入ってから、葛原先生の本を読ませていただきました。

全然わかっていないところだらけでした苦笑

いかに自分が勉強不足で、思い込みでやっていたのかを思い知らされました。

 

特に改善が必要だったのが、

・「自己学習力」の価値づけ

・子どもたちへの語り

だと考えています。

 

「自己学習力」の価値づけは、子どもたちの学習意欲に繋がっていると思います。

実際に、「勉強をがんばっているけど、点数が上がらないからいやだ。」といった声や、「決められた量だけやればいいや。」と考える子が多くいました。

また、大分析をはじめとした「振り返り」をする機会の少なさもここに繋がると思います。教師が「自己学習力」の価値を示し、それに触れる機会を多く設定することで、子どもたちもその意味を次第に感じていく、と思います。

 

次に、子どもたちへの語り、についてですが、

今回は、子どもたちを海に突き落としてそのままにしてしまった、と反省しています。

泳ぎ方、つまりけテブレのやり方を子どもたちが知る機会をもっと持たせてあげることが必要だったと思います。

特に、「宿題交流会」が未実施だったことが痛かったと思います。

通信による教師からのアプローチだけでなく、子どもたち同士の中での学び、ここに大きな成長の種が潜んでいるように感じます。子どもたちを信じることがポイントだと感じました。

 

4.2学期に向けて(→)

自分は昨年度の3学期から少しずつけテブレを始めています。

なので自分の中では、今年は少し自信のある中でのスタートでした。

やっている最中はその内容にすごく満足しており、子どもたちも保護者の方もみんな喜んでいるものだと考えていました。

 

 

1学期最後の保護者会までは………

 

 

漢字テストの実施方法、採点基準、回数、宿題についてetc………

たくさんの声をいただきました。苦笑

 

正直、凹みました。

自分の考えは間違っていたのだろうか、2年生で実践するのは無理だったのか、そんな風に自問自答するときもが続きました。

 

 でも、ある日思ったのです。

「あれ、これって逆にチャンスかも!?」

 

ここからみんなが自分の意志で宿題を進め、点数が伸びていったら、それはそれはみんなハッピーになるんじゃないでしょうか??

 

いやいや、ただ自分の失敗を棚に上げているだけでしょ!!という人もいると思います。

実際に自分もそう思いますし、正直不安です。

でも、やります。

それが、今の子どもたちに必要な最適解だと思うからです。

 

さて、実際に何をするかですが、大きく分けて3つのことをしようと思います。

 

1つ目が、【子どもたちへの語り】です。

やはり、まずはもう一度、けテブレについて、そして自分の思いをしっかり子どもたちに伝えていくことが大切かなと考えています。

2学期のスタートという区切りのよい時でもありますので、もう一度みんなで確認しながら取り組む機会を作っていきます。

 

2つ目が、【テスト内容の見直し】です。

下位の子も意欲的に取り組め、上位の子はチャレンジできるようなテストの形式をさらに考えていきたいと思います。また、再テストの機会も作っていきたいです。

 

3つ目が、【スケジュールの見直し】です。

再テスト、漢字ドリルの進行との兼ね合い、宿題交流会、大分析の機会の充実…

やりたいことが増えました。どれも大切だと思います。

なので、いかに子どもたちが取り組みやすく、シンプルに、かつ充実した活動にしていくのか、

そして、どのタイミングで行うのがよいのか、これから考えていきたいと思います。

 

さいごに

今回、自分が一番足りていなかったのは、

子どもたちの力を信じて待つ

ということだったのかな、と考えています。

これは、けテブレだけでなく、普段の学級経営においてもそうした部分が思い出されます。

子どもたちに任せることには、正直不安もあります。

でも、やってみなきゃわからないのも事実です。

時間はかかると思います。失敗もと思います。子どもたちも、自分も。

でも、その中で、何か学ぶことのできる2学期にしていけたらいいな、と思います。

まずは夏休み、ゆっくり休みながら、いろいろ吸収し、2学期に向けて充電したいと思います!

 

教採もがんばるぞ…苦笑