再出発!初心者が挑むけテぶれ実践の1週間
おひさしぶりです。戻ってきました(笑)
そして、この3学期からけテぶれ実践も再開をしました!
といっても、約2年のブランクと以前との違いもあって、
けっこう学びなおしました💦
なので、ほぼほぼ初心者の気もちで頑張ります✨
さて、最初の1週間の実践ですが、以下のものをやってみました。
・学級でのけテぶれの紹介
・漢字の学習での導入
・授業で30分間のけテぶれタイム
・けテぶれ通信の発行(2回)
・子ども向けのけテぶれ本の紹介(ちょっと)
まだ最初なので、ほんとにちょっとだけですが、まずはこんな感じです。
次から、少しやったことを書いていきます。
学級でのけテぶれの紹介
まずは3学期の始業式の日、これからどんな学級にしていきたいかの話の中でけテぶれの紹介をしました。そこでは、「これからみんなには、ただ言われたことをやるのではなく、自分で考えて学習を進めるようになってほしい」みたいなことを話しました。
漢字の学習での導入
次の日に、実際に授業1時間を使って、けテぶれを体験する場を設けました。
けテぶれの紹介の時には、具体的な内容まで踏み込むことができなかったので、ここでそれぞれの場面でどのようなことをやるのかや、それぞれの注意点などを話しました。
最初は、「難しそう。」「できない。」と言っていた子も、話を聞いて実際にやってみると、「なんだかできそう。」「思ったより、かんたん!」と話してくれる子が出てきました。
全体的には、意外と戸惑う子が少なかったことにびっくりしました。
その次の日(紹介の2日後)から、朝の学習時間に各自で進めていくことになりました。
ただ、いきなりだと迷ってしまう子もでてくるかなと思ったので、体験の時に話したことや、今回はどのような流れで進めばいいのかのチュートリアルをプリントにまとめ、朝の学習時間が始まる前に子どもたちに配りました。
子どもたちのノートを見ていると、さっそくいろいろな工夫が見られ、大変面白かったです(笑)
ただ、まだ1回のけテぶれを回せていない子の方が圧倒的多数だったため、次の日にもう一度、けテぶれをやれる時間を設けることにしました。それが次の話です。
授業で30分間のけテぶれタイム
ここでは、30分間、自分のペースでどんどんけテぶれを回していくように話をしました。そして、1回回すことができた子からノートを持ってくるように伝え、どこがよかったかをその場でフィードバックするようにしました。
まずは「計画」と「分析」で自分の気持ちを書く、という点を重視したところ、多くの子が書くことができていました。
また中には、+-→も上手に使う子が出てきたのは驚きました。また、キャラクターなどもけテぶれ通信をマネしながら書き始める子もいました。
上位の子の中には、もうテスト範囲の漢字を正確に書けるようになったという子もいたので、その子たちには、「漢字学習の進み方(「学びの地図」と呼んでいます。)」で、「たてに深める」と「横に広げる」を説明し、自分のペースでどんどん先に進めるようにしました。
また逆に、自分で丸つけをしても送り仮名を忘れてしまい、間違ったまま正解にしてしまっている子もいました。今回は始めて間もないということで、自分が間違っていることを教え、「本当ならこのまま間違えたままテストを迎えてしまうこと」を確認して、正確な丸つけの重要性を伝えました。
けテぶれ通信の発行(2回)
明日、3回目を発行します。
1回目は、これまでのけテぶれノートをネット上からひっぱてきて、どのようなところがよいかを紹介しました。
2回目は、2日目の漢字の学習での体験のときに、実際に学級の子が書いたノートの中から紹介したいものを選び、本人の了承を得て載せてみました。
今は教師用のタブレットもあるので、カメラで撮影して、フォーマットに載せるだけで作れるような形にしてあります。
3回目は、早く進んでいる子のために、学習力の確認をする回にしてみました。「学習力ルーブリック」も載せることで、自分の学習を学習力の点からも振り返ることができるように、また、学習力にも価値づけをすることで、これから起こりそうな上位層のだらけを防止する意味合いも持たせて今回紹介する形にしてみました。
4回目には、また子どもたちの実際のノートを載せてみようと思っています。
子ども向けのけテぶれ本の紹介(ちょっと)
子どもたちが自分でけテぶれを学ぶことができるように、購入をして教室に置いています。ちょっと気になる子が、ぱらぱらと見ているような感じです。
まとめ
導入については、思っていた以上にすんなりとできたので、ちょっと安心しています。大混乱が起きなかったので本当によかったです。
ただ、まだ最初の1週間だったので、新しいもののめずらしさでやっていた、という可能性もあります。なので、気持ちの面で自分に負けないように。そして、周りと良い意味でのかかわりが増えていけるような。そんなアプローチが必要になるのかなと考えています。
そのためには、心マトリクスの導入がいいのかなと思っていますが、まだまだ自分の学習、理解が追いついておらず…
子どもたちの気もちが高まっている今の状態で、よりよいタイミングで導入して、熱を冷まさないようにしていきたいなと思います。
現在の状況はこんな感じです。また、今週の実践報告も週末にまとめていきたいな、と思いますが、遅れたらごめんなさい💦
また、実践者の方で、こうするともっといいよ!等のアドバイスがあれば、教えていただけると大変ありがたいです!!よろしくお願いします。。。
けテぶれ実践報告(1学期を終えて)後半
こんにちは、めーです。
先日アップした、けテぶれ実践報告(1学期を終えて)前半の続きを書いていきます。
今回は、
3.1学期の実践の反省点(-)
4.2学期に向けて(→)
についてまとめていきます。
突っ込みどころ満載だと思いますが、みなさんからたくさんのアドバイスをいただきたいと思います!では、よろしくお願いします!!
3.1学期の実践の反省点(-)
さて、1学期の実践ですが、挙げるとすると、
・子どもたちへの語りが少なかった。
・教師の思いが、子どもたちに伝わっていなかった。
・子どもたちの中で、やり方が浸透していなかった。
・テストの方式がよくなかった。(再テストの機会)
・テストを詰め込み過ぎた。(スケジュールの見直し)
・自分を振り返る機会が少なかった。(大分析の充実)
・「自己学習力」の価値づけ不足
というように、ものすごい数を挙げることができそうです…💦
しかし、この中の全てに共通することがあります。
それは、
「教師自身の理解不足」
です。
夏休みに入ってから、葛原先生の本を読ませていただきました。
全然わかっていないところだらけでした苦笑
いかに自分が勉強不足で、思い込みでやっていたのかを思い知らされました。
特に改善が必要だったのが、
・「自己学習力」の価値づけ
・子どもたちへの語り
だと考えています。
「自己学習力」の価値づけは、子どもたちの学習意欲に繋がっていると思います。
実際に、「勉強をがんばっているけど、点数が上がらないからいやだ。」といった声や、「決められた量だけやればいいや。」と考える子が多くいました。
また、大分析をはじめとした「振り返り」をする機会の少なさもここに繋がると思います。教師が「自己学習力」の価値を示し、それに触れる機会を多く設定することで、子どもたちもその意味を次第に感じていく、と思います。
次に、子どもたちへの語り、についてですが、
今回は、子どもたちを海に突き落としてそのままにしてしまった、と反省しています。
泳ぎ方、つまりけテブレのやり方を子どもたちが知る機会をもっと持たせてあげることが必要だったと思います。
特に、「宿題交流会」が未実施だったことが痛かったと思います。
通信による教師からのアプローチだけでなく、子どもたち同士の中での学び、ここに大きな成長の種が潜んでいるように感じます。子どもたちを信じることがポイントだと感じました。
4.2学期に向けて(→)
自分は昨年度の3学期から少しずつけテブレを始めています。
なので自分の中では、今年は少し自信のある中でのスタートでした。
やっている最中はその内容にすごく満足しており、子どもたちも保護者の方もみんな喜んでいるものだと考えていました。
1学期最後の保護者会までは………
漢字テストの実施方法、採点基準、回数、宿題についてetc………
たくさんの声をいただきました。苦笑
正直、凹みました。
自分の考えは間違っていたのだろうか、2年生で実践するのは無理だったのか、そんな風に自問自答するときもが続きました。
でも、ある日思ったのです。
「あれ、これって逆にチャンスかも!?」
ここからみんなが自分の意志で宿題を進め、点数が伸びていったら、それはそれはみんなハッピーになるんじゃないでしょうか??
いやいや、ただ自分の失敗を棚に上げているだけでしょ!!という人もいると思います。
実際に自分もそう思いますし、正直不安です。
でも、やります。
それが、今の子どもたちに必要な最適解だと思うからです。
さて、実際に何をするかですが、大きく分けて3つのことをしようと思います。
1つ目が、【子どもたちへの語り】です。
やはり、まずはもう一度、けテブレについて、そして自分の思いをしっかり子どもたちに伝えていくことが大切かなと考えています。
2学期のスタートという区切りのよい時でもありますので、もう一度みんなで確認しながら取り組む機会を作っていきます。
2つ目が、【テスト内容の見直し】です。
下位の子も意欲的に取り組め、上位の子はチャレンジできるようなテストの形式をさらに考えていきたいと思います。また、再テストの機会も作っていきたいです。
3つ目が、【スケジュールの見直し】です。
再テスト、漢字ドリルの進行との兼ね合い、宿題交流会、大分析の機会の充実…
やりたいことが増えました。どれも大切だと思います。
なので、いかに子どもたちが取り組みやすく、シンプルに、かつ充実した活動にしていくのか、
そして、どのタイミングで行うのがよいのか、これから考えていきたいと思います。
さいごに
今回、自分が一番足りていなかったのは、
子どもたちの力を信じて待つ
ということだったのかな、と考えています。
これは、けテブレだけでなく、普段の学級経営においてもそうした部分が思い出されます。
子どもたちに任せることには、正直不安もあります。
でも、やってみなきゃわからないのも事実です。
時間はかかると思います。失敗もと思います。子どもたちも、自分も。
でも、その中で、何か学ぶことのできる2学期にしていけたらいいな、と思います。
まずは夏休み、ゆっくり休みながら、いろいろ吸収し、2学期に向けて充電したいと思います!
教採もがんばるぞ…苦笑
けテぶれ実践報告(1学期を終えて)前半
こんにちは、めーです。🌻🌞
夏休みも1週間が終わりました!(意外と早いですね…💦)
みなさんは、充実した夏休みを過ごしているでしょうか??
私は、事務作業と戦いながら、先日ついにTwitterで人気沸騰中の「あの本」を読み始めることができました!
読み始めると、
「あっ、ここって、こういう意味だったんだ!」
「だから、上手くいかなかったんだ!」
「なるほど、ここをこうすれば……」
というところが盛りだくさんでした(笑)
小サイクルと大サイクルの認識がちょっと違ってたぞ💦
— めー@今年度は2年生 (@Melonpanss) 2019年7月28日
漢字の小テストは大サイクルに当たるのか!(合ってます…?)#けテぶれ
子どもたちへの語りが重要なんだな。
— めー@今年度は2年生 (@Melonpanss) 2019年7月28日
はじめの、けテぶれを始めるわけ、「目的」と「目標」
テスト返却時の、これまでの学習への価値付け
そこで今回は、1学期の実践を振り返り、2学期からの実践の方針をまとめていこうと思います。
まだまだけテぶれ初心者で未熟な点も多いと思います。みなさん、ぜひ、いろいろ教えてください💦
1.1学期に実践したことのまとめ
まず、1学期に行ったことですが、
今年は2年生の担任ということで、自主学習タイプではなく、漢字のみでの導入をしました。
新出漢字の学習を2,3日に1回のペースで行いました。
内容は、
①全員で漢字の読み、書き順(空書き)、熟語の確認。
②練習タイム(5~10分程度)
③ミニテスト
を2~4個ずつの漢字でぐるぐる回していきました。
そして、次の日に小テストも行い、5月下旬には1学期の新出漢字を終えました。
そこからは2週目に入りました。
小テストは月の始めに子どもたちに予定表を配り、その日程に合わせて行っていきました。
また、新出漢字が終わってからは、5月と6月の下旬に漢字大テストを行いました。
これは、1学期に学習した漢字の中からランダムで50問が出るといったテストで行いました。
大テストも日程を予定表に記し、1か月前には知らせられるようにしました。
ざっくりとはしていますが、このような流れで漢字の学習を進めていきました。
2.1学期のよかったこと(+)
では次に、今回のよかったところを挙げていこうと思います。
【クラス全体の正答率が上がった。】
これは大テストの結果なんですが、小テストを繰り返し行ったことで、より漢字が定着したように感じます。
実際の点数も、1回目は90点台が数人いただけでしたが、
2回目になると、100点が2人、クラスの半数以上が80点以上、ほとんどの子が点数アップという結果が出ました😁🎉
当たり前かもしれませんが、回数を重ねることで結果はよくなりますし、リベンジの機会があったことで、子どもたちも燃えたのかなと思います🔥
【漢字ドリルに追い込まれなかった。】
これはどちらかというと自分事なのですが、毎回学期末に必死に終わらせていた漢字ドリルを早いうちから落ち着いて行えたことは成果と言えるのではないでしょうか?
ただ、色々考えて行った割には、これくらいの成果しかありませんでした…💦
次は1学期の反省点を挙げていきたいのですが、長くなってしまったので、また後ほど…
ここまで見ていただきありがとうございましたm(_ _)m
「『学び合い』を成功させる教師の言葉かけ」を読んでみて
お久しぶりです!めーです。
こんなに長い間更新ができていなかったのに読もうと訪れてくださった皆さん、本当にありがとうございます😭今後は少しずつ更新できるように努力していきます💦
今回は、西川純先生の、「『学び合い』を成功させる教師の言葉かけ」を読んだ感想を書いていこうと思います。拙い文章ではありますが、よろしくお願いします!✨
1.この本の内容
この本では、『学び合い」を導入した際に起こりうる事例を、教師の言葉かけと一緒に説明していく内容でした。事例は、「最初の1週間」「最初の3か月」「3か月以降」の3つに分かれており、
2.この本を読んだ感想
まず、この本を読んで思ったのは、こんな子どもたちだったらステキだなー。ということでした。
自分たちから積極的に関わり、学ぼうとする姿、仲間と協力して課題を解決しようとする姿、まさに今言われている、「主体的で対話的な深い学び」じゃないですか!!実際にこんなクラスがあると思うとすごく羨ましいです。
でも、同時に思うのが、こんなクラスを自分でも本当に作る(←この言葉は好きではありませんが)ことができるのだろうか、という疑問です。
正直、今年の1学期はいっぱいいっぱいでした💦
上の方から、「アンガーマネジメントを学べ」と陰で言われるほど余裕のない1学期でした💦
そんな私にこんな「変わった授業」ができるのか、と。
具体的には、
・この本にあるように本当に子どもたちは動くのだろうか。
・このやり方で子どもたちの学力はつくのか。
・本当に全員が課題を達成できるのか。
・ふざけたり、手を抜いたりする子は出てこないのか。
・私に的確な言葉がけができるのだろうか。
こんな感じで、実際に私の担任する2年生でもできるのか、自分の実力でできるのか、といった不安が次々と頭の中に浮かんできました…
しかし、いわゆる「普通の授業」のやり方にも限界を感じています。(まだまだ、自分の精進が足りないからだと思いますが…)
塾などで先に学習しており、ついつい私が言う前に言ってしまい授業のペースが乱れる。自分の説明を聞いても全く理解していない子や、その場ではわかっても、宿題ではやれない子。そしてだんだん遅れていく授業の進捗。
2学期はもう誤魔化しは効かないと思います。何か対策を考えないと。
3.まとめ
これまでの自分を辞め、周りと違うことをやる。
これにはすごい勇気のいることだと思います。それに、自分たちは1年間、担任として子どもたちを預かる身。その責任は果たすのが責務だとも思います。
そんな中で何を選ぶのか、この夏休みでしっかり学び、考え、決めていこうと思います。
また、何か進展があれば、こちらかtwitterの方で報告していきます😁
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました😊
参戦!!watchaNagoya!2
では、後半戦スタートです!(°▽°)
3.へいなかさん
教師とは違った、しかし同じ教育に携わる立場からの登壇!!
「言葉と通して価値観を揺さぶる」
その言葉に揺さぶられました(笑)
自分の常識、当たり前が通用しない。今年度もそういったことで悩まされることが多かった自分には、とても印象的な言葉でした。
また、その考え方に至る理由を自分がその子の立場になって考える、というのも印象的でした。
自分はよく子どもと直接ぶつかってしまうことが多かったので、
・子どものことを客観的にみる姿勢
・数を打って当てようとする考え
・そしてそこから現れる子どもの様子をキャッチする観察眼
これらを鍛え、大切にしていきたいと思いました。
4.井上拓也さん
超水泳の人!!すごすぎて、もうビックリ!
自分の持ち味を最大限発揮し、さらに周りに還元する、ホントにステキな方だなーという印象です。
そして今回のテーマは、「半径5m以内の現実を動かす!」
井上拓也さんの話で出た水泳もそうですが、これまでのwatchaを通して沢山のことを学んできています。
ただ、それで満足していませんか?という熱いメッセージです!
watchaは演劇や映画じゃないのです。
登壇者は役者や俳優ではないのです。
自分たちは、客席に座っている観客じゃないんです!
それぞれに現場という現実があり、学んだことで何かアクションしないと現実は何も変わりません。
学んだことを活かして、自分の身の丈にあった実践を行なっていくことで、今の自分を変えることができる、そう改めて実感させていただきました。
まずは、変革5m!!
5.チームけテぶれ
そして最後は、ロック先生、くろさん、つっち~さん、からなるチームけテぶれです!!
今回は、3人がそれぞれの実践について説明をしつつ、twitterで集めた質問に随時答えていくという画期的なシステム!!
話のメインは、交流会と分析。
交流会は、実際に行っている動画を見させていただきました。
さらに、努力の価値づけ(子どもたち同士での認め合い)や、ふせんやプリントを使った価値づけの可視化など、交流会を行う際のポイントについても教えていただきました!
会場にもけテぶれ実践者やこれからやっていきたいという人が多く、驚きでした。そうした人たちで実践内容を共有していくことで、幅広く柔軟なけテぶれが増えていくんじゃないかなと思いました。
ただ、お話の中でもあったように、けテぶれを手段としてしまわないように意識することが重要だと思います。
子どもたちが自ら考え、選択し、目標に向かって進むことができる力を育てる。この自立した学習者の育成という本質を見失わず進んでいくことがこれから実践者としての課題だと思います。
まとめ
Twitterをはじめ、現在多くの実践が発信され、そうした熱が広がっていることはとてもいいことだと思います。ただ、やはり自分は教師として目の前の子どもたちの成長のために何ができるのか、何をすべきなのかを大切にしたいと思います。
明日から新しい学校で新たな1年のスタートです。まずはこの気持ちを忘れず、自分のやれることを精一杯頑張っていきます!
参戦!!watchaNagoya!
どうも、めーです。
先日は地元名古屋で、念願のwatchaが開催されました( ´∀`)
今回のwatchaのテーマは『繋ぐ』なので、自分が参戦した感想を書いて、また多くの人たちとつながっていきたいと思います!
1.やまだ しょうさん
テーマは、『日本の教育開国』
ベトナムの日本国際学校で働いているという立場から日本の教育について語ってくださりました。
これまで、日本の教育はダメだ。と言われ続けている現状。
でも、本当にそうでしょうか?
実際に、ベトナムの富裕層の人たちは、日本式の教育に魅力を感じ、大金(日本でいう月60万ほど!?)をかけて子どもを通わせている。
なぜでしょう?
それは、ベトナムの人たちが日本の教育に魅力を感じているからです!
【自分たちが当たり前だと思っていること】
一定の教育水準、時間通りに動く、協調性、親身な教師……
他にも気がついていないだけで、色々あると思います。
そうした、日本の教育のいいところに自信と誇りをもって、世界に向けて発信していくべきではないでしょうか?
[感想]
ブラック、働き方改革など、色々とマイナスで語られることが多い日本の教育。そこに海外からの視点で「日本の教育ってすごいんだよ」って伝えていただきました。まだ最初なのに、来てよかった!とすごく感じました。
やっぱり人は、自分のやってきたこと認められる、そんな自己肯定感を感じることが必要なのだと改めて実感しました。
また、懇親会で学燃主任さん(@kaoruso26)とお話していた中で、自分も普段何気なくやっていることの中に、周りからみたらすごいことがあるのかな、と思い、ちょっと探してみようと思いました笑
2.なるさわばしこさん
お話を聞くのは、学生&若手に続いて2回目!今回は……
『ブックトーーーーーク!!』笑
さすがばしこさん笑「繋ぐ」というテーマこういった形にするとは!
自分は、『「深い学び」を支える学級はコーチングでつくる』
を持参しての参戦でしたが、みなさんが持ってきた本も素晴らしく読んでみたいのがたくさん(^^)))
また、席ごと、本の色ごと(笑)、地域ごとで分かれて本の紹介をしたり、紹介した本を交換してさらに 紹介をするといったものも行いました!
「本を通して仲良くなる」
初対面だとなかなか話題にも困り、いつもは自分から進んでいけませんが、本を通すことでそのハードルも一気にダウン(^^)
これは色々と応用ができそう( ´∀`)
ちなみに自分は、
「読んだら忘れない読書術」
「キャッチコピーの教科書」
「よつばと」
辺りを読んでみたいなーと思っています。
この後、午後には、へいなかさん、井上拓也さん、チームけテぶれ、と豪華なメンバーがまだまだ続くのですが、長くなってしまったので、後半は後ほど…
何のために…誰のために…【『「深い学び」を支える学級はコーチングでつくる』を読んで】
やばい… 最近、まったく更新ができていなかった…
「続ける」ってなかなか難しい…
けど、こうしてまた書いているからよしとしよう!
こんな羊ですが、これからも温かく見守ってください。
さて、今回はタイトルにもあるように、『「深い学び」を支える学級はコーチングでつくる』を読んだ感想を書くことに挑戦しようと思います。
ではでは、よろしくお願いします!
1.子どもたちの未来のすがた
全然考えたことなかったです苦笑 でも、読んでみると「なるほど!」と納得でした。
これから予測困難な社会を突き進んでいくことになる子どもたち、
そんな中でどうやって生きぬけばいいの??誰が教えてくれるの??
地図を持たせず大海に放り出す………それはマズい(;^_^A
だからこそ、将来子どもが自立して社会で生きていけるように育てていくことが教師の使命なのではないでしょうか?
そして、そうした力を学級(授業や学級経営など大きな意味での)で育てていく必要があるのです。
そのために必要なのが、「傾聴すること」「承認すること」「質問すること」を基本とした教師のコーチング力なのです!!
つまり、子どもたちが居心地のいい環境の中で、自分で考えて、自分たちで動いて、自分たちで意思決定できる、そんな学級を作って自立のための経験を積むための支援を教師がするということです。
なので、コーチング力というのは教師のスキルというよりは、考え方なのかな、と。
子どもたちと関わる中で、基本の3つをどれだけ教師が意識できるかがポイントなのかな、と思いました。
2.学級の主役は「子どもたち」だ!
では、実際にどうやっていくかですが、まずはこれが大切!
子どもたちが主体的に動くことを意識させること。
例えば子どもが忘れ物をして、
「〇〇わすれました。」
と言ってきたときに、
「なんで忘れたの!!怒」
と怒るのではなく、
「じゃあ、△△しなさい。」
とただ指示を与えるのでもなく、
「そっか、じゃあどうする?」
と子どもに考える機会を用意し、子どもと一緒に考えるのがポイントなのです。
自分の考えを自分の言葉で話すことで、自分事として意識させる場面を増やしていくのです。
また、「関係をつなげる」ことも非常に重要。
話し合い(ペアやトリオ)や質問、休み時間の遊びなど、いろんな角度から子どもたち同士、または教師と子どもをつなげていくのです。
こうしたつながりに教師がアンテナを張り、多くのつながりをつくり、それらを太くすることで学級全体の関係を密にしていきます。
そうすることで、子どもたちが関わり合うための土台、つまり居心地のいい居場所をつくるための流れを作ることができるのです。
3.まとめ
『コーチング』と初めて聞いたとき、自分は、
「教師が先頭に立って子どもたちを動かしていくためのスキルなのかな?」
と思いましたが、実際は全く逆だったのですね…苦笑
教師が先頭に立って子どもたちを引っ張っていくことが必要な場面のあります。
ただ、子どもたちができることは子どもたちを信じて任せるほうがいいな、と思いました。というか、子どもたちが成長できるチャンスはどんどん活用すべきだな、と思いました(笑)
教師も必要以上にガミガミ言う必要もないし、子どもたちも成長してくれるし、
こんな素敵なことはないですよね!!
教師は演劇でいう、大道具や小道具、衣装などの裏方と同じなんだな、と思いました。
役者(子どもたち)を輝かせるために、その傍でさりげなくその魅力を輝かせる。
裏方あっての役者、役者あっての裏方。
教育もそんな感じなのかな?